朝日と日経のネット調査の最近
id:hottokei:20060412 で言及した朝日新聞「土曜be」be between と日経新聞土曜「日経プラス1」3000人委員会について,最近はどうなってるか,見てみます。
4月15日朝日新聞 be on Saturday b-usiness
b7面 be between
テーマ:第一印象
3037人が答えました。 初対面で好印象を与える自信がありますか?beモニター 「アスパラクラブ」会員のうち、全国で約9000人が登録。毎週インターネットで回答を得ている。
約9000人,と少々,数をぼやかしているが,それに対して3037人の回収。
1/3の回収率。ま,もともと,ネット調査だし,ね。
4月15日 日経新聞 NIKKEIプラス1
s1面 プラス1暮らし委員会□ 週末二日でできる読者の気分転換術 □
新年度を迎え,心機一転を図りたい人は多いだろう。そこで「プラス1」読者に「人に進めたい週末2日で気分を一新できるノウハウ」を聞いた。回答数が多い30代男女に絞り意見をまとめた。(注)3月上旬に「NIKKEIプラス1」読者モニターにインターネットで調査。そのうち30代の回答者を取り出し,自由回答で近いものを分類した。30代の有効回答は993
何人の30代に対して質問をして得た993の回収なのか,明らかにしていない。
そのことよりも、看過しがたいことがある。このネット調査結果記事のタイトル付けである。
□ 週末二日でできる読者の気分転換術 □
というタイトルでは,これが30代読者に限定した気分転換術調査の結果であることは誰も思わないだろう。
対象を30代に絞り直して集計した結果を基に記事を書いたのであれば
□ 週末二日でできる30代読者の気分転換術 □
と修正をすべき。
対象が30代であるということを、タイトルにその3文字を加える手間を惜しんで,(注)に押し込んでいるのは,いかがなものだろうか。