2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

都合のいいように使い分けられる、"世帯"の概念

今朝の日経、「変わる世帯、遅れる年金対応 -「共働き」「単身」が増加、多様化に堪える政策必要」及び「介護費、世帯分離の魔法 親子の家計分け「低所得」 」は、秀逸な記事。 社会保障を考える際のマイクロな基礎単位である"世帯"に関して、包括的、俯瞰的…

*[科学]血液型は正確と無関係、ということがニュースになること

7月19日読売online報道の"血液型と性格「関連なし」…日米1万人超を調査"、ネタ元は、これ。血液型と性格の無関連性――日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠――縄田健悟 京都文教大学 心理学研究 公益社団法人 日本心理学会 記事中 厚生労働省による…

ニュースで「年」を元号で報じることの効果

最近、NHKの報道は、物事を和暦で表してばかりいるのではないか、と気になっている。 21世紀生まれの子どもにとって、時代の距離感が伝わらないニュースなど、目や耳に素直に入ってくるわけがないだろう。 物事を元号で報じる目的は何か? 若年層が社会…

元号の社会的コスト

本日の西日本新聞ウェブ版から。 宮崎県がパスポート発行ミス 20代女性を「80代」に[宮崎県]2014年07月03日(最終更新 2014年07月03日 20時40分) 宮崎県は3日、宮崎市の20代女性が旅券(パスポート)を申請した際、「平成」とすべきだった生年月日の…