2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

静かに進行する、政府統計のメルトダウン

統計データは、合理的根拠を持って施策立案を効果的なものとし、財政の効率化に貢献する。その意味では、プロフィットセンターとなりうるもの。 しかし、歴代の政府は、統計事業を、コストセンター(金食い虫)と見なし、統計調査予算の削減の手綱を緩めてい…

都道府県別幸福度のトホホ

法政大学のリリースから。 大学院政策創造研究科の坂本教授研究室が「47都道府県の幸福度に関する研究成果」を発表|法政大学2011年11月10日 11月9日(水)、市ケ谷キャンパスにて、大学院政策創造研究科の坂本光司教授と研究室の社会人学生が、様々な社会経…

日経新聞の見出しは、偽装でないのか?

日経新聞がその紙面で展開しているTPP加盟推進キャンペーン。 度が越している、とたびたび思うことが、今度のものは、いよいよ変に思える。 11月29日朝刊第3面の見出し。 OECD緊急提言「日本はTPP参加を」 OECDは28日に発表したエコノミック・ア…

「3月11日の帰宅困難者数の推計 約515万人」のネタ元

首都直下地震帰宅困難者等対策協議会(第2回)(11月22日)の資料4「帰宅困難者対策の実態調査結果について」9/33ページに、約515万人の数字があり。 guestimationとしては、nice try。 母数は、平成20年東京都市圏パーソントリップ調査から得られる滞留人…

マネーボール

以前読んだ、「その数学が戦略を決める」。 その本は、冒頭に出てくるのが、野球選手のスカウトに、これも統計を活用した革新を起こしたエピソード。その参考文献として紹介されるのが「マネーボール」(私は未読)であるが、それが映画化された。 統計のこ…

それってモバイル空間統計?

帰宅困難者は515万人=震災時の首都圏で推計―内閣府時事通信 11月22日(火)18時22分配信 内閣府は22日、首都直下型地震の発生時に想定される帰宅困難者対策を検討する官民協議会の会合で、3月の東日本大震災で発生した首都圏の帰宅困難者は約515万人に上った…

オリンパス決算粉飾 の 処理の速さ。さて、福島第一原発事故 の 処理 は。

オリンパスの決算粉飾。FACTA に告発されて、しばらく時間がかかったが、暴露されてからの事態の処理のスピードは、著しい。 それに引き替え、福島第一原発事故の炉心溶融は、どれだけのものだっただろうか。 まして、「原発の発電コストは安い」、「冷温停…

オリンパスと読売巨人軍。

オリンパスではマイケル・ウッドフォードが辞めて、読売巨人軍では清武英利が辞めた。 その後、オリンパスでは菊川剛が辞めた。さて、…(以上、敬称略)

北朝鮮のサッカースタジアムを非難できるのか。

あのサッカースタジアムを見て、フジテレビが中継する日本で開催されるバレーボールの国際試合を思い出した。 応援席を埋め尽くす日本応援団、ゲーム空き時間を使ったバレーコートでの日本を応援する日本の芸能人。 北朝鮮のサッカースタジアムは5万人とい…

文献調査をしなかったのか?法政大学坂本研究室の都道府県別幸福度

大学院政策創造研究科の坂本教授研究室が「47都道府県の幸福度に関する研究成果」を発表|法政大学大学院政策創造研究科の坂本教授研究室が「47都道府県の幸福度に関する研究成果」を発表2011年11月10日 撮影場所/市ケ谷キャンパス 11月9日(水)、市ケ谷キ…