救急車の適正利用で、救える命を守ろう
自民党の大野松茂元官房副長官(73)が12日午後、衆院本会議に出席中に体調不良を訴えて、救急車で都内の病院に運ばれた。同氏の事務所は「風邪気味で動悸(どうき)がしたため病院に行った。入院はしない」と説明している。
事務所によると、大野氏は「気分が悪くなった」として、本会議場を出て国会内の医務室に向かった。その後、救急車を呼ぶよう自ら求めたという。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200709/2.html
近年、全国で救急車の出場件数が急増しています。救急車を要請した人の約半数は、入院の必要のない軽症者でした。実際、以前に比べ救急車が現場に到着する までの時間が長くなっており、このような状況では一分一秒を争う生命の危険にある傷病者への対応が遅れてしまう恐れがあります。