ニセ科学フォーラム2008
1:30 左巻健男 開会の挨拶・事務連絡
1:40 菊池誠 ニセ科学問題の見取り図
2:20 田崎晴明 科学を教えること・伝えること、そして「ニセ科学」
3:10 小内亨 ニセ科学健康情報の見方考え方(仮題)
4:40 -- 5:30 討論
去年 フォーラム2007 d:id:hottokei:20070707 に参加したときは抱腹絶倒だった。今回は2回目だったこともあってか、私にとって新鮮さ、衝撃度には慣れてしまった。けれども、去年よりわかりやすくなった。(あれを聞いててわからない言葉が登場したら、自分で調べればよい。)
いくつかキーワードをピックアップ。
- 捏造よりも「テレビの実験で何が検証できるか」が問題。experimentとdemonstrationの違い。
- 旭川大学が江原啓之を客員教授として招聘 実現せず
- ウォーターエネルギーシステム騒動 テレビ東京ワールドビジネスサテライト(WBS)が"永久機関"を報道
- 関東地区女性校長会総会で「水からの伝言」江本勝が講演。
- 質疑応答でも、教育者は深く考えずに善意で採用してしまう例の報告多数。
- おとぎ話とは異なり、水を扱った"寓話"を学校で語ることが子どもの科学観にどのような影響を与えることを、真剣に考えるべき。
- 今井美樹、TOKYO FMの放送作家も考えてね → TOUCH&FEEL 第32回 ◇要約版◇
- 質疑応答でも、教育者は深く考えずに善意で採用してしまう例の報告多数。
- 非合理化する社会
- 白黒つけてほしい願望、答えがないことへの不安・体制のなさ、「程度問題」の軽視
- 「程度問題」とはリスク、確率、であり、断言できない。
- 一方で、ニセ科学の担い手は、歯切れがよい。断言してくれる人に、世間はなびいてしまう。
- 「程度問題」であることを歯切れよく述べてみようか。
- 白黒つけてほしい願望、答えがないことへの不安・体制のなさ、「程度問題」の軽視
- 迷信化するニセ科学
- マーケティングの問題
- 「情緒」に訴えかけるニセ科学。
- 正しければ伝わるというものではない。
- ネット検索でヒットするのは、ニセ科学ばかり。
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- 総合食品である野菜・果物を摂るよりも、サプリメントで特定成分を多量摂取することが本当にいいことなのか。
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