「調査した会社や調査方法など、客観的な根拠を併せて示す」

 金融庁「保険会社向けの総合的な監…:金融庁」から。

 金融庁では、「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正(案)を別紙のとおり取りまとめましたので、公表いたします(概要については(別紙1)を、具体的な改正内容については(別紙2)を参照)。

〔別紙2〕
(改正案)
II-3-8 適切な標語の確保

ハ 保険商品・サービス等に関する表示が客観的事実に基づくものとなっているか。

 例えば,業界における最上級その他の序列を直接に意味する用語,唯一性を直接に意味する用語を使用する場合は,その主張する内容が客観的に実証されているか。

 この内容を翻訳したのが,27日の nikkei net

保険販売、不利な情報わかりやすく・金融庁新ルール

 金融庁は27日、来年4月から適用する保険商品の新しい販売ルールを発表した。「誰でも加入できる」など有利さだけを強調する広告を見て加入者が誤解するトラブルが増えているため、顧客にとって不利な情報もきちんと伝わるようにする。

 「顧客満足度ナンバーワン」といった宣伝文句についても、調査した会社や調査方法など、客観的な根拠を併せて示すよう義務づける。保険会社が商品の有利さを一方的に宣伝した場合は改善を求め、対応が不十分なら処分する。

 あやしいさプンプンの根拠をひっさげた広告って,保険業の専売特許ではないと思うんだけど。監督指針は,もっと広く意識されるべき。

 お上が言うだけでなく,利用する側も賢くならなければならないのは言わずもがな。