「大人はフィルムを評価した」

 東京の某ホテルのテレビ受像機の話。

 このテレビ受像機、SHARP AQUOS のハードの上では,intrigue というマルチメディアシステムが乗っていて,リモコン操作で,国内や海外のテレビ放送はもちろん,FM,ビデオオンデマンド,伝言表示などができる。

 そこで私が遭遇した表現が

大人はフィルムを評価した

 これはいったい何なんだろう。
 このシステムは,マルチリンガル対応しているので,同じものを英語で見てみたのがこれ。


 テレビの音声がいつの間にか聞こえなくなってしまう現象。

 ボリューム マイナス ボタンを押し続けたわけでもない。プラスボタンを押しても音は聞こえない。ミュートボタンで音声を切ったわけでもない。ミュートボタンを何度も押しても変化がない。

 ハウスキーピングに電話をして相談をすると、リモコンを使ってテレビ電源を切り、15秒ほど経ってから電源を入れ直すべしという指示。

 これって、テレビ受像器の形態を取った マルチメディアシステムという thin client を再起動しているということか。

 まだまだ。

 このマルチメディアシステム,当然,ビデオチェックアウト*1の機能がある。

 で,それをしようとすると,こうなる。

 このシステムは、Embedded Windows上のものなのだろうか。マウスの影が見える。

 ホテルによれば,日本語表示の問題で,ビデオチェックアウトのサービス提供は取りやめているのだという。やれやれ。

*1:事前にホテルに対してクレジットカード番号を預けておくことで,チェックアウトを,ホテルのレセプションに出向くことに代えて,テレビ画面に表示される請求額を確認するだけで精算を済ませること