専用デバイスから抜けてくれ > 新幹線ICカード
電子書籍の世界では、kindleにしてもkoboにしても、専用デバイスだけでなく、汎用タブレット(Android, iPadなど)向けにアプリケーションを開発、提供(しかも無償)でやってくれて、ユーザー拡大に励んでいる。
なのに、どうして、東北・上越新幹線の乗車はモバイルSuica(Felica対応携帯)に限るのだろうか。東海道・山陽新幹線の乗車はエクスプレス予約に限るのだろうか。
乗客手持ちの携帯電話と、全国相互利用サービス対応の交通系ICカードを、許諾する乗客同意の下でひも付けすれば、いいのに。
そうすれば、専用デバイスを配る必要はないし(東海道・山陽新幹線)、iPhoneユーザにも対象を広げられる(東北・上越新幹線)。
他にも不合理なのは、スーパーマーケットでのハウスカード(そのスーパーのメンバークレジットカード)に対して発行する、次回買い物に使えるというレジの紙クーポン。どうして紙にする必要があるのか?
客は面倒だし、レジ打ち社員にとっても発行・確認作業は煩雑であり、何かと気を遣うお客様対応を余計に複雑にさせる。
このコストのことを思えば、紙に代えて、ハウスカードへバーチャルクーポンを仕込んでおいてそれで客にもレジ打ち店員にも、クーポンを電子的に自動処理させればよいのに。