ねんきん事業機構

ニッカンスポーツ1/6から

 市町村の名前で ひらがな はあるけど

 社保庁の新名称は「ねんきん事業機構」
 政府は6日、解体される社会保険庁の年金業務を引き継ぐ新機関の名称を「ねんきん事業機構」、トップの名称は現在の長官から「代表執行責任者」とすることを決めた。川崎二郎厚生労働相が同日午前の閣議後記者会見で発表した。国の組織でひらがなを使うのは、国土交通省に「まちづくり推進課」があるだけで、法律に基づく機関の正式名称では初めて。これにより、社会保険庁改革の全容が決まった。

 新機関の名称をめぐっては昨年12月、政府、与党内で「年金事業局」とする方針がいったん固まったが、小泉純一郎首相が「国民に社保庁が変わったことが理解されない」として再考を指示していた。新名称については、首相も了承した。

 地域就職支援センターが通称「ジョブカフェ」なのも、「最近カフェが若者の間で流行っている」という理由で小泉総理が名付けたという説がある(ウェブ上の情報資源では裏を取れなかった)。