集積効果と持続可能性

 アメリカのハリケーンカトリーナニューオリンズ襲撃と、いわゆる耐震強度偽装問題とで、科学を社会学の側面で検討することについて考えてみる。

 すなわち、

 科学を適用可能な対象は、物理的に、工学的に、コスト的に、そして、人間的要素として、組織学的に、なにより、知識量的に、一定の規模に至ると、無理が出てしまうのではないかということを考えてしまう。

 人類は、その一定の規模を、知恵で乗り越えようと取り組んでいるわけであるが。