日本のクオリティとは。

 テレビ東京http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs_sat/backnumber.htmlの【WBS追跡ファイル】[輸出が変えた中古品市場] のセリフの趣旨(記憶に基づくものです)

仕入れる中古家電製品を海外に売る際の価格について)
古くて単純な品物が海外に高く売れる。
逆に最近の品物は売れない。

 その心は...

 単純な方が修理がしやすい、他の部品を持ってきて直せる、というもの。最近の家電は、壊れたら直しようがない、ということらしい。実際、フタを開けても、中は集積回路。これでは、電気少年(電気少女でも)が育まれることもかなわない。第一、最近じゃ、機器のフタを開けたら保証外、と言われてしまっている。

 修理して、再使用しやすいこと。商品のライフサイクル、環境負荷としてとらえ直すと、電気回路の集積度が低いローテク機器の方がむしろよいのではないか、という考え方も出てくる。

 ローテクな輸入家電がもてはやされるという逆説的な動きは、このことに起因しているのかもしれない。