e-赤ペン先生

NIKKEI Netから。また一つ、b-cビジネスモデル。

「赤ペン先生」もIT化・ベネッセが添削にネット導入

 「赤ペン先生」にも情報技術(IT)の波――。ベネッセコーポレーションは通信教育講座「進研ゼミ」の添削指導にインターネットを導入する。添削指導員と本部との答案のやりとりをネット経由にし、添削指導もパソコン上で直接入力する。進研ゼミは指導員が赤ペンで答案に直接手書きするのが特色だが、答案の返送期間が2―3週間と長く、期間短縮を要望する声が強かった。

 パソコンを使った添削指導は中学1、2年生向けの講座で、4月から導入する。会員から郵送されてきた答案を本部でファイルに取り込み、「赤ペン先生」と呼ばれる在宅勤務の指導員に送信。赤ペン先生はパソコン上で添削したうえで、ネット経由で本部に返信する。ただ、手書きでの添削方式も併用する。