NHK週刊こどもニュースが こども向け番組 、だなんて、誰が決めた?

 NHKは、作り手である自分の意図を視聴者に押しつけて、傲慢ではないのか?

 NHKサイトから。

1月からの新番組「ニュース 深読み」について

(今井放送副総局長)
 新番組「ニュース 深読み」(1/15・総合・前8:45)は、土曜の朝に家族そろって見ていただけるよう、最新の話題、出来事を丁寧に、深く解剖する。…土・日曜の総合テレビの編成が一部変更するのに伴って、「新・三銃士」と「週刊こどもニュース」が終了。

 また、報道によれば、

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101118/bsj1011181106009-n1.htm

日向英実(ひでみ)放送総局長は「子供向け番組として始まったものの、(視聴者は)子供は極めて少なく、高齢者が圧倒的に多かった」と理由を説明している。

 視聴者は、週刊こどもニュースから、ニュースを見るだけでなく、こどもを見ていることで楽しんでいる。

 「お子様向け番組」以外の、こどもの出演が前面に出る番組で大人の視聴にも耐えるもの。

 週刊こどもニュースの魅力には、そんな側面があるのに、NHKはそれを理解していない。

 そして、番組が終わる。

 核家族、高齢者世帯、高齢単身世帯。そんな家が増えてる。そんな中、ただ、こどもが映ってる姿があるだけで、高齢者たちに限らず、大人たちは、いろんなことに心癒されたりいろんなことに思いを馳せたりする機会を得る。(こどもに関するプライベートな思い出を思い出したり、こども一般に対する思いを新たにしたりする。)*1

 NHK紅白は見なくても、年刊こどもニュース世の中まとめて1年間、は見たいのに。

 そもそも、NHKさん、家族そろって見られるテレビ番組、だなんて、幻想じゃない?

*1:ラジオ番組の J-Wave Kiss and Hug (土曜6-8時)なんて、ラジオ番組における好例。