統合医療に科学的根拠の確立を標榜する民主党
●統合医療の確立ならびに推進
漢方、健康補助食品やハーブ療法、食餌療法、あんま・マッサージ・指圧、鍼灸、柔道整復、音楽療法といった相補・代替医療について、予防の観点から、統合医療として科学的根拠を確立します。アジアの東玄関という地理的要件を活かし、日本の特色ある医療を推進するため、専門的な医療従事者の養成を図るとともに、調査・研究の機関の設置を検討します。
そして、厚生労働省内には、足立信也大臣政務官を主査として、医政局長、課長らをメンバーとする統合医療プロジェクトチームが設けられている。
これが、政治主導と呼ばれているものなのである。。
足立信也って、医師なのに、統合医療プロジェクトチームで何をしようというのだろうか。以下、足立信也ホームページから、引用。
統合医療PT 第2回会合
4月26日(月)
厚労省内の会議室にて、統合医療プロジェクトチーム(PT)の第2回会合が開催されました。
冒頭、足立より
鳩山総理も長妻厚労大臣もこの政権で統合医療を推進していきたいと表明している。
昨年度まとまった予算案でも、これまで約8000万円だった研究費を10億に増やしている。
今後はこの統合医療の推進にむけて様々なエビデンスを積み上げて行く必要があり、厚労省としても窓口を一本化することにした。
統合医療は成長戦略としても可能性があると思っているので、このPTで皆さんと議論を深めていきたい。
と挨拶がありました。
この日の議題は有識者からのヒアリングということで、JLOM(日本東洋医学サミット会議)の寺澤捷年議長と日本統合医療学会の渥美和彦理事長からお話しをうかがいました。
8月19日(木)のTBSラジオ系 Dig「ホメオパシー問題から代替医療を考える」(podcastあり)では、民主党が推進する統合医療について参議院議員桜井充(櫻井充)が電話で答えている。
そのことについては、TBSラジオ Dig「ホメオパシー問題から代替医療を考える」を聴いて - Not so open-minded that our brains drop out.に詳しい。