君の名は... いぶき(温室効果ガス観測技術衛星)
H-IIAロケットが安定的に打ち上げられ、いぶきや小型衛星が無事に運用されようとしていることに、安堵。関係者の努力に経緯。ただの打ち上げ花火(打ち上げ失敗)じゃ、税金の無駄といわれるし、そもそも感情的に、しらける。
ところで、メディアが、いぶき、いぶき、とはやし立てることに、なんだか違和感を自分の中で感じていたのだけれども、その理由がわかった。
某大物議員の姓とかぶる命名ではないか。
命名の経緯は、以下のリリースに説明がある。
JAXA|温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)の愛称募集結果について
平成20年10月15日
宇宙航空研究開発機構
国立環境研究所
環境省
- 選考結果 愛称「いぶき」 ローマ字表記は「IBUKI」
- 選定理由
- 「いぶき」は、有効応募総数の中で高い割合を占め、多くの支持を得た愛称である。
- 「地球の息づかい(息吹(いぶき))である二酸化炭素を観測する衛星」という意味合いをこめた提案理由が多くあり、GOSATのミッション内容を正確に表現している。
また、「いぶき」には、活気と明るい未来を感じさせる響きがあるため。
- 応募状況 応募総数 12,683件 うち有効応募総数 11,719件
(内訳)
インターネット 5,552件
はがき 729件
応募用紙 6,402件
- 愛称点数 3,789点 このうち「いぶき」への応募提案者数は630名
リリース主体のうち、省庁の名前でいえば環境省。なお、主体中、筆頭に挙がる宇宙航空研究開発機構を、独立行政法人として所管しているのは文部科学省。
なお、伊吹文明氏が、文科相在任だったのは、平成18年9月26日〜平成19年 9月26日。時期は重なってもいないし、ネット上で軽く検索をかけてみても私のようなゲスな勘ぐりをするような人はいないようである。