溝の口駅西口商店街は、”法善寺横町”にならないのか。
東急田園都市線溝の口駅は、マルイを始めとする商業施設やタワー型32階建てなどのマンションが並ぶ東口がある一方、あたかも闇市のような風情(ふぜい)を漂わす一角が西口にある。
それが、溝の口駅西口商店街。
出没アド街ック天国(テレビ東京系)の99年6月19日放送では、
とされていた。
その商店街の一部が、この2月4日に放火に遭った。
火事の一ヶ月後の3月10日にも、アド街ック天国が溝の口を特集した。そこでは、
17位 かとりや&いろは
溝の口西口商店街では夕暮れ時になると、昭和の香りを色濃く残す2軒のお店が明かりを灯します。
という扱いだった。
ここで、「市行政当局の再建許可が得られず苦しみの日々」とあるのは、市の管理する用水路の上に事実上の不法占拠状態であるということを、急に行政が言い出した、ということ。
取得時効は、この場合、適用できないのだろうか?こんな例もある;「他者が長年占有」意識の土地 所有権主張できず。
詳しくは、http://kawasaki-navi.com/news/20070228/index.html。
夫婦善哉、浪花恋しぐれ*1で有名な大阪の法善寺横町は、2度の火事にもかかわらず、復興を果たしたことは全国的に有名(法善寺横丁復興委員会。
法善寺横町のような”文化的”蓄積が、溝の口駅西口商店街にはあるなら、商店街側にもっと風が吹くか?
ドラマで設定された店が現実に営業するということはあった。そのおかげかどうかは知らないが、市行政当局との対立は、ドラマの系列のテレビ局と同じTBS系の情報番組「噂の東京マガジン」の名物コーナー「噂の現場」で泣きっ面にハチ!大火事商店街に立ち退き要求(3月10日)で取り上げられている。