負け組メディア 出版×ラジオ の挑戦

 流行(はやり)の新新書の著者を、ラジオ番組に招いて話してもらうという流れがここしばらく続いている。TBSラジオストリームJFN系列の学問ノススメなどにその色が見られる。

 この流れは、出版からラジオへ、という流れだけかと思っていたら、逆流の動きもあるようだ。

 ラジオから出版へ。朝日新聞社論座5月号の目次

特集 やっぱり、ラジオ!

インタビュー
亀渕昭信ニッポン放送相談役

「ラジオって、HOTなんです」


「小さなジャーナリズム」としての存在価値

マスメディア型放送に対するオルタナティブ

●武田 徹 ジャーナリスト、評論家


情報時代のガイダンス

島宇宙からの脱出と「文化系トークラジオLife」の挑戦

鈴木謙介 国際大学GLOCOM研究員「文化系トークラジオ Life」パーソナリティー


ショートエッセー 私とラジオ

明川哲也宇田川清江永六輔えのきどいちろう江本孟紀太田光大谷昭宏小沢昭一おすぎ落合恵子北原みのり小島慶子近堂かおり清水克彦笑福亭鶴光水道橋博士高田文夫谷川俊太郎玉袋筋太郎毒蝮三太夫野沢那智萩本欽一山根一眞山本浩吉田照美渡辺恒雄

 この冬シーズンのラジオで、文化系トークラジオLifeは、出色だった。黒幕はせがわ氏の目利き(耳利き)に敬意。

 Lifeのバックナンバーは、Podcastでも聴ける。4月以降は、月1(つきいち)番組として、日曜深夜の穴のスロットに滑り込む。