遊就館

 右傾化、というと、靖国神社にある遊就館に行ってきた。

 映画「私たちは忘れない! ― 感謝と祈りと誇りを ―」(企画制作 日本会議英霊にこたえる会)では、冒頭、BGMに X-JAPAN が用いられ(小泉総理が好きなアノ曲)、「自存自衛」、「欧米列強」などという言葉が何度も出てくる。外交史的に当時の日本の立場(というか、見方の一つ)を表しており、これだけを見ると愛国心、国を愛する心を喚起させられるかもしれない映画である*1

 遊就館の展示物も、「御創立130周年」(あるいは、戦後60周年?)で昨年リニューアルされており、見た目にわかりやすかった。日英表記で、バイリンガル化の配慮もされている。

 展示物の中にある新聞記事には、皇国国体国民体育大会に非ず)、皇軍八紘為宇七生報国赤子(せきし)、本義、紀元26xx年という言葉があった。しかし、新聞記事以外の展示物では、それが何を意味するものかは、それに関する説明を見つけることはできなかった。

*1:ナレーションの声色は、北●鮮の放送局のようでした。