財務省「科学技術に関心のある国民は…欧米…より低い」

 内閣府総合科学技術会議の議論から。

科学技術予算増額に「黄信号」 数値目標、財務相が反対 asahi.com

 28日の本会議では、谷垣財務相が「予算は全体として削減の方向で、科学技術も例外ではない。投入目標ではなく、成果目標が必要」と第3期で予算の数値目標を入れることに明確に反対した。

 財務省側は、海外の研究者に引用される質の高い論文の割合が伸び悩んでいる▽科学技術に関心のある国民は2割台で欧米の3〜4割台より低いなどの理由を挙げ、「『投入総額を決めて配分しましょう』では、かつての公共事業と同じ発想だ。納税者の理解が得られない」(中川真主計官)と攻勢をかける。

 科学技術に関心のある国民の割合がどのような調査なのか、ソースが不明。総合科学技術会議ウェブサイトの更新パターンを観察すると、2週間ほどで議事要旨とすべての配付資料が公開されるはず。