「家族のケータイ」、はぁあ?

 携帯電話会社のどこの会社でも、家族のことをアピールして携帯電話を持たせようという広告に腐心している。

 自分のガキに個室を与え、個テレビを与え、さらに個・電話、あげく、勉強にと個PCを。”豊かさ”は、子どもが何をやっているか見えなくし、家族の構成員を互いに阻害するものになっていないか?

 ケータイが家族のためになるなんていうコマーシャルメッセージを、手放しで肯定できない。