千年先に時を駆けるWindows PC
家のPCの調子が急におかしくなって、どうなっているんだ?と混乱状態が続いていた。
- Windows起動時に、ATOKのユーザ認証ができない、と文句を言われた。
- Internet ExplorerでGoogleを開こうとしたら、危険だと言われた(Yahoo!Japanのサイトは普通に開けた。)
- Nortonセキュリティの有効期限が切れた、PCは守られていない、と警告された(更新したばかりなのに)
数時間、難儀して、原因がわかった。
Windowsの時計が一気に1000年先の暦になっていた。
これで3回目だ。
時計が、一気に1000年後、という事象。これは気が付きにくい。だって、そんなことを起こるのか、って疑う視点を持たないし。
今回は、Chromeを開いたら、大きな文字で暦を教えてくれた。これでやっと気が付くことができた。
スクリーン右下の小さな日時には、そうは目をやらないし、時刻は見ても年月日の最初の1桁目には注意が行かない。
どうしてこんな事象が生じるのか、因果は不明。
今回の場合、直前に、iTunes/QuickTimeのアップデート、PCの再起動をしたことは覚えているが、だからといって、それが原因かはわからない。
暦を、3015年から2015年に手動で戻す。しばらくの間、指をカーソルキーの上に置きっぱなししてカレンダーを巻き戻す。なお、NTPサーバによる時刻合わせのセットはもちろんしているが、ここまで日付がブッ飛んでいるとWindowsは自動時刻合わせをしてくれない。
情けないのは、ノートンインターネットセキュリティ。
時計を現代に戻して上げたのに、PCのノートンは有効期限切れであることを主張したまま。
勘弁してくれ。
ノートンには有効期限切れフラグが存在していて、そのフラグが一度立つと、PCの現在時刻による有効期限判定をしてくれなくなるのか?
PCが守られていない不安な状態のまま、ノートンをアンインストールして、改めてインストーラをダウンロードしてインストール。
再インストールしたノートンは、私のPCでは有効期限切れ、更新をせよ、と主張してくる。
更新ボタンを押すと、プロダクトキーを入れよ、と来る。
先日更新したばかりのプロダクトキーを改めて入れてみる。これ、認めてくれるのか?これを蹴られてしまったら、もう一度ノートンを買えってか?だとしたら、ふざけるな、別のセキュリティソフトに乗り換えてやるさ。
果たして。
ノートンは、先日更新した有効期限は復活してくれた。
Windowsの暦狂いにより、私が無駄にした時間を返して欲しい。
今度はいつまた同じ事象が繰り返されることになるのか、不安。