"PechaKucha× デザインあ展"[おとな版]

 デザインあによるデザインあ展が、Pechakuchaとコラボした、まさに、盆と正月が一緒に来たようなイベント。

3月23日(土)21-23時 六本木21_21 DESIGN SIGHT
PechaKucha 20x20 - Tokyo - PechaKucha x Design-ah exhibition
http://www.2121designsight.jp/program/design_ah/events/130323b.html


司会:アストリッド・クラインマーク・ダイサム佐藤卓

 デザインあ グラフィックデザイナー の佐藤卓が、冒頭挨拶。

 北海道アルファトマム、代官山蔦屋書店の建築などを手かげた Klein Dytham architecture の二人に引き継ぐ。 まるで、夫婦漫才のよう。一枚上手なのは、おかみさんの方。

出演:

  • アストリッド・クライン、マーク・ダイサム、

 Pechakucha に関してのイントロ。

 20x20フォーマットは、おしゃべりな建築家を抑え込むための便宜の発表様式(←真偽は不明)。2003年2月20日に始まった第1回写真も投影、東京開催は先日100回目に到達、今では世界600都市以上に広がる。

 六本木アートナイトのトリップ灯台、舟、について本人による解説。

 みんなのいえ陸前高田の塩害杉の炭、越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭、開港都市にいがた 水と土の芸術祭 などのキーワード。

 テオ・ヤンセンBUILDERS & CREATORS OF LIVE PRODUCTIONS | Compagnie La Machineコラボが進む。フランス・ナントで着想を得た からくり 駕籠(かご)のデッサンを披露。la machine的に 蜘蛛 のような脚を持ったを駕籠。

 アストリッドは、浅野のプレゼンに対して、来年の六本木アートナイトではその駕籠で六本木の路上を練り歩こう、と、けしかける。オーディエンスは、大いに沸く。

 Knee High Mediaによる、地上で読む機内誌 PAPERSKY、キッズ誌 mammoth や、リアルイベントの紹介。

 彼って、metro min.スターツ出版)も手がけてたんだ。

 帳面に書き込んだ行間の中から生まれてきたような、ストイックさの中に陽だまり的なほほえみが感じられた、studio noteプロダクツ。

  • DaisyBallon/細貝里枝(バルーンアーティスト)

 デイジーチェインヒナギクのくさり、は、SCSI機器(もはや死語?)で扱っていたけど。

 大道芸人の中には、あたかも紙切り似顔絵のように、風船を使ってひねっていろんなものを作ってくれる人もいる。

 そこで使われているようなバルーンを、ファッションの領域に高めているのが、Daisy Balloon。きれいだし、挑戦を続けている。

  • plaplax/近森基(デザイナーユニット)

 plaplax ltd.とは、関係をデザインする○○である。

 スライドのアクセントビジュアルが、Eテレ 大科学実験に似ていたけど、あの番組のオープニング制作は、ビヨゴンピクチャーズによるものだった。

 名古屋ルーセントタワー直通地下道、ルーセントアベニューって、歩いたことあるかも。「A Tale of Stray Kittensー異世界旅行猫絵図ー」

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 文化庁メディア芸術祭で好きだった「10番目の感傷(点・線・面)」って、Perfectronのクワクボリョウタによるものだったんだ。

 影を使うって、超能力、なんだ。

 plaplax による一丁倫敦と丸の内スタイル - 三菱一号館竣工記念とか、http://www.plaplax.com/works/art-work/hanahanahana.htmlとか、inspiring。ああ、素数ホッケー*1を思い出す。

  • マコト・オリサキ インターワークス研究所/織咲誠(インターデザインアーティスト)

  Line Works _ 「線の引き方次第で、世界が変わる」線を変えただけで劇的に飛躍進化した実例の紹介。

 織咲誠 Line_Works

 鴻崎正武 (@kozakimasatake) | Twitter

 刺激が強そうな会田誠と比べたら、鴻崎の方が今の私には理解しやすい、かも。