意義に乏しい数字

第6回 「小学生のインターネット利用に関する調査結果」 - 調査結果 - NTTコム リサーチ

gooリサーチ結果 (No.174)
小学校の子どもを持つ保護者8800人対象
第6回 「小学生のインターネット利用に関する調査結果
〜フィルタリングの機能の利用は約2割、認知度は約9割に向上〜

 これは「小学校の子どもを持つ保護者8800人対象」の調査、ではなく、
「小学校の子どもを持つ保護者であると自称する人であって
 ネットリサーチに参加するくらい
 自分自身でもかなりコンピュータを使用する8800人対象」のネット投票
に過ぎないのでは。

調査結果について

<調査概要>
1. 調査対象: 小学生の子どもを持つ保護者
2. 調査方法: 「キッズgoo」上での公開型インターネットアンケート
3. 調査期間: 平成20年7月28日(月)〜8月5日(火)
4. 有効回答者数: 8,818名
5. 回答者の属性:
【性別】: 男性:46.0% 女性:54.0%
【年代別構成】: 10代:1.9% 20代:3.8% 30代:43.2% 40代:48.9% 50歳以上:4.1%

 小学校の子どもを持つ保護者で、
gooリサーチに参加しようといういう人は
ヘビーユーザーと思われ、
そういう人であればフィルタリングといったことを
知っている人は、当然多いと思われる。

 「ネットの害から子どもを守る」ためには
gooリサーチってそもそも何?というくらいの
親御さんに対して啓発が必要なのに、ね。