ブームなのに血液型番組を組めないテレビの歯ぎしり。
文芸社 -血液型別 自分の説明書が売れているという。
しかし、これに触発されたテレビ番組は出てこない。だいたい、そうなりそうなものを。
番組制作者には、「血液型を扱う番組」に対する要望(2004年12月8日放送倫理・番組向上機構 BPO 放送と青少年に関する委員会)が、目の上のたんこぶ。
青少年委員会は、放送各局に対し、自局の番組基準を遵守し、血液型によって人間の性格が規定されるという見方を助長することのないよう要望する。
同時に、放送各局は、視聴者から寄せられた意見に真摯に対応し、占い番組や霊感・霊能番組などの非科学的内容の取り扱いについて、青少年への配慮を一段と強められるよう要請したい。
この要望を汲むのであれば、文芸社のCMを広告枠販売するテレビ局が存在するとしたら、その行為も同罪である。
http://www.bungeisha.co.jp/campaign/setsumeisyo/Jamais.swf
テレビは公共の電波ということからこのような自主規制が働くが、出版は表現の自由の方が勝っている。