NTT東日本に対する手続き

 今月からNTT固定電話の料金支払いがクレジットカードでできるようになったらしい。

 その案内ウェブページクレジットカードによるお支払方法 | NTT東日本を見たら、

  1. 申込書のダウンロード(郵送料はお客様負担になります。)
  2. 申込書のお取り寄せ

の2種類の手続き方法があった。

 申込書の「お取り寄せ」はNTT東が郵送料を往復分負担してくれるのに対して、「ダウンロード」ではNTT東は郵送料を客が持つことになる。このように同一目的の二つの手続きに差額が生じるのだが、それに関して特に客へ還元策は特に講じられていない。こうなると、客は自腹はしたくないから、急ぐ必要がない限りはNTTに負担を追わせる形で申込書の「取り寄せ」を希望するだろう。

 もしNTTが「ダウンロード」に関する誘導優遇策(インセンティブ)を、差額分をNTTと客との間で分け合う方で設ければ、NTTは発生する経費の削減を実現できだろうに。

 もっと言えば、どうして申込書を書面でやらなければならないだろう。ダウンロードではなく、手続きのオンライン化をしても不思議ではない。そのようなことを実現するシステム開発委はどのくらい費用計上をする必要があるのだろう?そのことがNTTにとっての壁になったのだろうか。

 以上のこととは関係ないけど、言葉使いについて。

 このページhttp://www.ntt-east.co.jp/ryoukin/でも、「させていただく」が多用されており、「謙譲語」と「相手の許可を請うこと」とを混同している*1ご請求させていただきます。ご案内させていただきます。