めしプロ

 d:id:hottokei:20061125:p2の「めしプロ」。だまされたつもりで買ってみて... 結構いいかも。もう少し試してみますが、第1回目の炊飯は、飯 だけで、うまかった。

 一言でいうと、「めしプロ」は、炊飯器の中でコメでんぷんがアルファ化することの促進補助材。

(「めしプロ」の中の説明紙の文章を基に、私なりに補足(赤字))

◆特徴
通常、お米は上の方から炊けます。すると、炊飯器の中で、先に炊けた上半分のご飯がフタの役を果たし、まだ炊けていない下半分のご飯を押さえる形になります。下の方の水蒸気は、上半分のご飯に邪魔されて逃げにくくなるので、下半分のご飯の仕上がりがベタついてしまいます。結果として、お米の種類には関係なくご飯に炊きムラが生じてしまいます。

★「めしプロ」をお使いいただくと、
「めしプロ」は、先に炊けた上半分のご飯のフタを貫通する煙突の役を果たします。「めしプロ」の穴を通って、下の方の水蒸気が上の方に逃げ、下部のご飯も炊飯器の中でかき混ざりながら、熱が良く通り、炊きむらが生じません。このため、炊飯器の中のご飯のアルファ化が効率よく促され、甘味があり、モチモチした、冷めてもおいしいご飯に炊き上がります。

 「冷めてのおいしい」という効果は、炊いたご飯を冷凍にして温めなおしても、十分感じられる。

 さらに、「めしプロ」の効果は、炊飯器の内ブタにも現れる。

 炊飯後にいつもコメ糊がこびりつく内ブタ。しかし、「めしプロ」を使用した炊飯では、内ブタにコメ糊がほとんど付着していないのだ。

 「めしプロ」がない状態での炊飯では、下半分の水蒸気が、フタになっている上半分のご飯の中を無理に隙間を作りながら上方に吹き出そうとする。吹き出した水蒸気は、炊飯器の内ブタに飛びはねるので、炊飯後の内ブタはコメ糊でバリバリになってしまう。

 ところが、「めしプロ」を使うと、炊飯器の中で、「めしプロ」煙突が上半分ご飯のフタの水蒸気を逃がしてくれるので、その分水蒸気の吹き上げを緩和してくれる。そのため、炊飯器の内ブタは比較的コメ糊汚れが生じなくなる。

 「めしプロ」を使うと、炊飯後の「めしプロ」の手入れをしなければならなくなるが、その分、内ブタ手入れが楽になり、なにより、ご飯がおいしくなってくれる。