詐欺と指を差されないような調査方法とは
有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会(略称:BBA)「オンライン詐欺に関するユーザー調査」発表は、マスコミ報道では、「オンライン詐欺被害 360万人、1300億円」(日刊県民福井)というショッキングな数字を挙げているけど、
インターネット利用の1手段であるYahoo!の、そのYahoo!リサーチモニター会員の一調査を、
日本のインターネット利用人口7,270万人の4.7%が何らかのオンライン詐欺に遭っており
(調査資料 ダウンロード抜粋版)
とインターネット利用人口(総務省通信利用動向調査を引用か?)に当てはめている。
安心・安全のための対策を呼びかけるために、潜在的な被害を浮かび上がらせるために調査を実施して、具体的な鍵になる身近な数字を使って訴えかける、ということはわかる。しかし、Yahoo!リサーチモニターが、インターネットの利用者全体を代表できるわけはなかろうに。
と、批判するのは簡単なのだけど。