解決策は、もっと別の所にあるのでは。

 若年聴衆者掘り起こしのためのであろう、”コミュニケーション&イマジネーションの大切さを中学生に伝える”、と称する東京の民放ラジオ5社キャンペーン「http://www.radio-kagai.com/blog/index.php?cid=3」は、今年で3回目を数えるのだという。

 でも、ラジオなんて、あんな楽しいもの、ほっといても聴く奴は聴く。数千円で、下手したら千円未満でポケットラジオを手にすることもできる。

 問題は、ちょっとラジオに興味を持つようになっても、コンクリート住宅暮らしの者にとって、住宅内、勉強部屋や寝室で、ラジオの聴取が困難になっているということではないのだろうか。私は、ループアンテナをベランダに置いて、そこから線を居間や寝室のAMラジオにひっぱって、聴いている。それでもまともに聴けるのは、うちの場合、NHKとTBSだけで、QRやLFが聴けない。

 NHKにはhttp://www.nhk.or.jp/res/というページがあるが、これだって、テレビを対象にしている。

 東京の民放ラジオ5社は、AMもFMも受信案内のコーナーは見当たらない。