全自動テレマーケティングシステム

 株式会社ジー・エフのオートコンタクトシステム

 オートコールシステム(商品名:オートコンタクトシステム):株式会社ジー・エフによると、

 人に代わってパソコンが自動的に電話をかけ、肉声メッセージを送り、お客様に回答頂く…。その結果を分析して営業に結びつける、ビジネス支援ツールです。

 外注費、人件費を削減でき、システムが自動で電話をかけ続けるため、能率も一定です。

 過去10年にわたり140以上の業種で使用されている、当社の主力商品です。

正確なレスポンス
 電話の受け手に主導権がある企画なのでお客様の「ホンネ」が伺えます。(選挙の支持率調査の誤差、約3%*1 )

という。

 同システムによる事例「2005年消費動向調査について」:株式会社ジー・エフによると、回収率は5%にも満たない。セレーラ・ジェノミクスの全ゲノムショットガン法みたい、って例え方をするのは見当違いか?

調査方法  コンピュータ電話調査
調査地域  札幌市、仙台市、東京都内、名古屋市大阪市広島市、福岡市
調査対象者 電話帳データとり無作為抽出
調査件数  11,784世帯
有効回答数 545件(有効回答率:4.6%)

 このシステムに関する自動音声でお手軽?世論調査 安く早く人気、質に課題もasahi.com 3月15日)から引用。

 ここ4年で国政選挙や都道府県知事選など約300の選挙で世論調査をした実績が強みだ。野沢高一執行役員は「組織票が読めないだけに、無党派層を取り込むには世論調査が欠かせない。小泉選挙後、その傾向は強くなってきた」と話す。費用は従来の電話世論調査の10分の1程度と安く、1回1000サンプルで150万円。発注から2日後には結果が届く。

 ただ、業者は乱立気味で、スーパーや住宅リフォームの市場動向調査の傍ら、副業で請け負う業者もいる。日本世論調査協会の吉川伸事務局長は「調査方法や個人情報の扱いなどは業者の倫理観に任されているのが現状。質の低い調査が増えれば、世論調査自体の信頼性を損なう」と心配もしている。

*1:誤差って、信頼水準何%の標本誤差のことを言っているのか不明。単に、実際の投票の勢力分布と結果論的に3%ポイントだけしかずれていなかったときのケースを持ってきただけ、と理解しておいた方がよいかも。