孤独死統計

 孤独死に関する業界統計を、一般社団法人 日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会 がまとめている。
 これまでに、4回出されており、第1回以降のデータが積み上げられていっている。ケース数は、直近の第4回(今年5月)までの、2015 年 4 月~2019年 3月の三千余り。

2019.5.21  第4回 孤独死現状レポート(PDFファイルの表紙には、「2019年5月17日」。日のズレは、委員会開催日と協会ウェブ掲載日との差と思われる。)
2018.3.6 第3回孤独死現状レポートの発表について(同 2018年3月2日)
2017.4.4 第2回 孤独死現状レポート(同 2017年3月2日)
2016.3.10 孤独死の現状レポート【孤独死対策委員会】(同 2016年3月2日)

 以下、第4回レポートから引用。

☞「協会孤独死対策委員会」各社が持ち寄った孤独死支払案件データを統計化し、賃貸住居内における 「孤独死の実像を統計データで示した」初めての資料。孤独死のデータを集積し分析を行い、孤独死の 実態について、業界内外に発信することで、孤独死の問題点やリスクに ついて社会に広く知ってもらうこと が今回のレポート発表の主旨。

  • 本レポートにおける孤独死の定義

☞ 「自宅内で死亡した事実が死後判明に至った1人暮らしの人」

  • レポートの対象となる期間
  1. 対象:少額短期保険会社の家財保険(孤独死特約付き)に加入している被保険者
  2. 収集したデータ:孤独死対策委員をはじめ、協力会社から提供された孤独死のデータ
  3. 収集の対象期間:2015 年 4 月~2019年 3月までの孤独死のデータ
  4. データ収集項目:年齢、性別、事故発見日、死因、死亡推定日、都道府県、発見者、発見に至った事由、居室平米数、遺品・残置物の撤去費用(損害額・支払保険金) 原状回復費用(損害額・支払保険金)、家賃保証(支払保険金)