大都市交通センサス は、今回で終了になるのではないのか。

 大都市交通センサス 、2015年が行われている。

大都市交通センサスのオンライン回答は、必ずしも褒められたインターフェイスではなかったと思う。オンライン回答は、前回2010年でも行われたように思うが、この5年間の間のUXの進歩に、センサスのインターフェイスは追いついていただろうか。インターフェイスの設計を毎回の調査の度(たび)に、開発業者を雇ってスクラッチで開発させてたりするようになってはいないだろうか。だとしたら、もったいない。今回のインターフェイスのプログラムコードとオンライン回答受付の経験は、それを踏まえて、次回のインターフェイス設計・開発に生かされていかなければならない。

 ところで、交通系ICカードが首都圏、中京圏、近畿圏とそれぞれで十分整備されている今日(Suica, PASMO, TOICA, PiTaPa, ICOCA)、交通系ICカードを用いて同様の交通統計データは作られるであろう。

 そして、そのデータと、今回のセンサスとの間で"答え合わせ"をすることで、アンケート方式によるセンサスの存在意義について、十分な検討が行われることになるだろう。

 もしかすると、大都市交通センサス は、今回で終了になるのではないのか。