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UTMグリッドが、緯度経度とずれてしまう理由

 標準地域メッシュは、緯度経度に則った定義がされている。

 一方、自治体における災害対応において、自衛隊と共同で活動をするときにその自衛隊の部隊が位置情報を指す際に使うUTMグリッドUTMコードは、標準地域メッシュと互換性があるわけではない。

 UTMグリッドが緯度経度とずれてしまうのは、国土地理院地理院地図において、[機能]-[表示]の中で[経緯度グリッド]レイヤーや[UTMグリッド]レイヤーを重ね合わせると分かってしまう。これは、海上保安庁CeisNetにおいて、[グリッド]-[グリッド]-[UTMグリッド]レイヤと[グリッド]-[経緯線]レイヤを重ね合わせても、同じである。([標準地域メッシュ]レイヤや[東京湾グリッド]レイヤは、[経緯度]とキチンと合う。

 実は、UTMグリッドが位置を間接参照する3段階のうち、緯度経度に則ったユニバーサル横メルカトルを利用して定義しているのは、第1段階だけ。以降は、緯度経度を使わない。

 第2段階は、西経180度と赤道を原点として100km四方ブロックを単位に用いる平面直角座標系で;第3段階も、その100km四方ブロックの中の隅を原点としてm(メートル)を単位に用いる平面直角座標系で、それぞれ定義をしている。

 このことを絵解きしてくれているのが、国土地理院 中部地方測量部 の メールニュースの連載企画「測量に関するミニ知識」の中の平成26年 第5号 2014年9月19日 配信分「第10回 UTMグリッド地図 その2」。感謝。

http://www.gsi.go.jp/chubu/minichishiki10.html


 なお、UTMグリッドとMGRSは同じもの、ということは、下のブログが丁寧に説明してくれている。www.wingfield.gr.jp