ハザードマップ と 不都合な真実

 ハザードマップと都市計画図を重ね合わせて、改めて都市計画を構想し直せばよいのだろう。けれども、それをどれだけ本気になってやれるのか。

 行政が、ハザードマップを作成、公開してくれること自体、実は尊(とうと)いこと。「不動産価格が下がってしまう。」といった、都合の悪いことはみたくない、という立場からの反対勢力からのプレッシャーと対話していくことも折り込んでの事業なのだから。

 市民が、どれだけ、賢い選択と判断をしていけるのか。


 ある専門家さんは、転勤で新しい都市に移り住むことになった時に、新居探しの際、まずすることは、その都市のハザードマップを入手することだとか。個人として、あらかじめ、やばいところは避けておく、ということなのか、と。