あるカタカナ語

 文部省科学研究費補助金(創成的基礎研究費)による「国際社会における日本語についての総合的研究」(平成6~10年度,研究代表者:水谷修)の一環として行われた国際比較調査、その名称を「日本語観国際センサス」とするとは。しかも、調査の名付けの主体が、国立国語研究所なんだもんな。

 30ヶ国近くに渡り調査を実施したというその規模の大きさには敬意を表するけれども、1ヶ国当たりのサンプルサイズが、せいぜい1000か、高々3000だもんな。