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「サラリーマンのお小遣い調査」の調査方法

 新生銀行サラリーマンのお小遣い調査 の調査方法 30年白書」(2012年)から。調査結果だけでなく、調査設計についても、キチンとまとめた誠実さには敬意を表する。

編集後記
30年間の「サラリーマンのお小遣い調査」を経て

 1979年に開始した「サラリーマンのお小遣い調査」も、途中3回の未実施がありながら、2011年で30年分のデータが蓄積。改めて保有するすべてのデータを整理して、皆さまのお役に立つ形でご提供できないか、と考え出したのは昨年の夏のことでした。

 その後、企画を温め、社内での承認を得て、過去の調査結果の分析に着手すべく実際のデータを見始めてびっくり。1979年当時のものは電子ファイルでの保存がされておらず、手書きの紙ベースでした。考えてみれば当たり前ですね。その当時はパソコンどころかワープロもない、当然インターネットなどもありません。そんな中、どうやって調査をしたんだろうと調査結果を読み始めると、当時の店舗での留置式アンケート'窓口に用紙を設置し、お客さまの待ち時間にご記入いただくもの(でしたが、中には多角化戦略の中で当時の調査実施会社が経営していた飲み屋でヒアリングをしているものもあり、当時が偲ばれる調査結果になっていました。

 そして、時代は進み1987年にようやく媒体はまだ紙ではありますが手書きからワープロで文章を作成した(らしい)調査結果がでてきました。そういえば1990年代からマイクロソフトWindowsが出始めましたが、その尐し前のこの時期がもっともワープロが活用された時代だったことを思い出します。しかし、Windowsの出現と共にあっという間に消えていったとも記憶しています。

 そして1997年から調査結果がマイクロソフトのワードの形になりました。ただ、インターネット調査はまだ普及していなかったため、留置式アンケートを手集計していたと思われ、やっと新世紀に入った2002年からインターネット調査がスタートし、現在の形となりました。

 30年間脈々と継続されてきた調査ではありますが、このように当時を振り返ると、当初は数百もの紙ベースのアンケート結果を手で集計、分析し、手書きでリリースを作成していたことを考えると、改めてこれらの貴重な情報を大切にしていかなければならないと考えています。

 これらの時代の変遷を捉えた経年のデータを皆さまに公開することを通して、私たち一人ひとりが取り巻く環境の過去と今を適切に捉え、前向きに進める一助になれば幸いです。

株式会社 新生銀行