血液型裁判の原告は、血液型経営指南で名誉挽回を。

 放送倫理・番組向上機構BPO青少年委員会による「血液型を扱う番組」に対する要望により、名誉を傷つけられたとして、東京地裁においてBPO青少年委員会に対する訴えを起こした岡野誠氏( d:id:hottokei:20110809#p3 )。

 そんな岡野氏にとって、朝日新聞の記事「科学的根拠ないのに…シューカツで企業が血液型質問」は、「血液型人間学は占いまがいのものではなく、学術的なものだ」という氏の主張を裏付けるための好機となるのではないか。

 記事では、「入社後に細かい作業をする部署もあるので、配置を考える上でも(採用選考のエントリーシートを使って)血液型を把握しておきたい」とする東日本にあるとされるサービス業の企業が、紹介されていた。この企業は、実証的データに基づいた血液型経営を実践していることが、期待される。

 岡野氏は、今こそ、この企業の人事部に掛け合って、氏が主張するところの科学的根拠となるデータを入手すべきではないだろうか。

 そして、東京地裁の裁判で「血液型で競争力向上」の効用を世に示し、また、そのことを、裁判傍聴芸人阿蘇山大噴火氏にも依頼して、自身の立場を世間に知らしめるべきだろう。