Podcast kills the radio star !?*1

日経米メディア大手、相次ぎラジオ局売却によると、

 米メディア大手でラジオ事業売却の動きが広がっている。米CBSコーポレーションは21日、ラジオ15局を同業のエンターコム・コミュニケーションズに2 億6200万ドルで売却すると発表。一方、今春事業売却を決めたウォルト・ディズニーに対しては、買い手企業が買収額の引き下げを要請した。携帯音楽プレーヤーや音楽のネット配信の普及がラジオ苦戦の背景との見方が多い。

と言っているが、赤字の部分については、私は懐疑的である。Podcastは、ラジオの味方になりうると思うのだけれども。

 私は、http://www.theworld.org/technology/index.shtmlを聞くことで、そのように思っている。

 しかし、一方で、ZAKZAK 2006/07/26NHKが短波国際放送縮小…22言語から18言語にを見ると

 NHKは25日、短波ラジオによる国際放送について来年10月以降、現在の22言語から18言語に減らすなど、縮小の方針を明らかにした。短波の需要低迷を受け、国際放送の重点をテレビへ移すためで、放送言語の削減は初めて。

 NHKによると、ロシアを除く欧州、北米とハワイ向けの放送を廃止。イタリア語、ドイツ語、スウェーデン語、マレー語の番組を取りやめる。フランス語はアフリカ向け、スペイン語中南米向けに限定する。

 NHKは「欧米では主なメディアがラジオからテレビやインターネットにシフトしているため」(国際放送局)などと説明している。

 これによって浮く経費一億数千万円は、テレビの英語化率の向上などに振り向ける。

と言うのもあり、言語環境の弱肉強食を感じたりも。

 しかしながらも、Tech Podcast 116(August 18, 2006)で紹介された Wikimania では、

meets people excited about how the online encyclopedia is helping to transform the language of the internet

という声も。

 Wikipedia:ウィキペディアの一覧 - Wikipediaによれば、200以上の言語による記録が、蓄積されている。